甲賀遠征記2−甲賀の里忍術村

売店があったので入りますと、定番の武器のおもちゃの類から「かたやき」(なんだか湿っぽい日で、試食したらふにゃっとしたのがちょっと…)、漬物、地酒、忍者装束、忍術に関する本といったものを売っていました。私も前の日に予習のため読んでいた学研歴史群像シリーズ「忍者と忍術」も売っていて、やっぱりな、と思いました。というのは、この本には忍術村の「白影」氏が術を実演する、という写真が数多く載っていたからです。壁にはおそらくキャンプに来たであろう(忍術村ではキャンプの指導もしてくれるらしい)子供の筆跡で

「しろかげさんありがとう」

という紙が貼ってありました。きっとその「白影」氏のことに違いありません。

店の中にピンク色の忍者装束を着たスタッフらしき女の人がいたので誰だろうと思ったら「ミスくノ一」の人たちでした。ミスくノ一コンテストのことは知っていましたが、あっさり見つけてしまったので拍子抜けしました。

資料館に行ってみました。

資料館近くの抜け穴から出ると(頭打った)子供がみずぐもに乗っていました。
火矢
定番の手裏剣
薬を混ぜる道具?
やはり甲賀と薬は関係深いのか

資料はわりと貴重なものだと思うんですが、展示してあるところがかなり湿気が強くてかび臭かったのが気になりました。大丈夫なんでしょうか?

ここで腹が減ってきましたので早めの昼食にしました。食堂は林の中にありました。

忍者うどん
ちらし寿司
うさうさ(食用?)
イノシシ(食用?)

忍者うどんは「うどんの下に具が隠れている」というのを期待していたのですが、ただのうどんでした。実家で昔食べたうどんのようなうどんでした。ちらし寿司も「家の味」でした。

食堂の近くで飼われていた動物はうさぎ・イノシシ・うずらがいました。うさぎはともかく、イノシシとうずらは特に注文すれば食べられると公式ページにありましたので、食用にするために飼っていたのでしょう。

うずらの檻には「うずらがくれ よく見るとうずらは4羽います」と書いてあったのですが、いくら探しても一羽しか見つかりませんでした。その一羽はずっと檻の中を走り回っており、「うずらがくれ」はしていませんでした。残念ながら写真はとりそこねました。

この食堂に、鉄道マニア的「濃い」感じの団体が来ていて、私たちは「オフ会かな?」と話し合いました。どうやら本当にオフ会で、その日の忍術選手権に出るために集まった人たちだったようです。

食後、やっと競技がはじまりそうなので私たちは広場に行ってみました。

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