(47)ニンジャ・チャンピオン
"Ninja Champion"/"ニンジャ・チャンピオン"
Directed by Godfrey Ho
おしゃれサングラスで華麗にヘ・ン・シ・ン 実はずいぶん前に見てたんだが、キャプチャーのためにもう一度見るのが嫌でどうしても手をつけられずにいた。IFDの「ドラゴン・リー主演のアクション映画」に「ニンジャ鉢巻もまぶしい赤と白のニンジャ対決」を盛り込んだ一品(またかよ!!)。英語はさっぱりわからないんで憶測でいうと、「CIAニンジャの愛人が、昔暴行された男たちに復讐を開始。CIAニンジャはそれを助けるが、CIAニンジャの上司である白人ニンジャも何故か復讐。最後は赤ニンジャと対決」ってな内容。…まあ、日本語吹き替えがついてても意味がさっぱりわからないような映画を英語で見たってわかるわけないんだよ! ニンジャ鉢巻が欲しいとか、なんでピエロの化粧してんだとか、眼鏡をつけたぐらいじゃ殺す相手に普通わかるだろうとか細かいところは気にしないとして、この作品の見所は赤ニンジャの子分との対決。計3人でそれぞれ対決前にデモンストレーションやってんだが、これがすごい。 まず一人目は矛。演舞で矛をくるくる回してる。でも何故か所属団体(?)のTシャツ。もうちょっと誰かなんとかしろよ。衣装さんとか監督さんとか本人とか。 二人目は皿使い。なんで皿回しやってんだ、とかいう前にお前ニンジャどころか芸人じゃねえか!まあバランス芸で手裏剣使ってるってのは多少気を使ったんだろう。流石に。 次、三人目、輪使い。まあシーク教徒のチャクラムみたいなもんかと思ってたら、こいつの殺されかたが「輪で首と足を固定されて刺される」っていう史上最もかっこわるいもの。こんな格好で殺されてるのを発見されるのだけは嫌だ。 ラスト対決はいつも通り。なんだかいつもよりチープさが増してる。明らかにどっかの公園(たぶん会社の近く)で、赤ニンジャなんて衣装のデザインが赤地に黒のマジックで模様が書いてあるだけっぽい。で、ウンテイの上で下から刺されてエンド。…この死にかたもいやだな。 フィルマーク。例によって全然関係ない香港(景色が台湾だったから台湾かも)の刑事ドラマ?に、紅白のニンジャ衣装を身に着けた白人のシーンを挿入しただけのお粗末な作品。電話でしゃべるシーンを入れて無理やり話をつなげる、絶対そんな台詞じゃないだろうというシーンでなぜか「ニンジャ」という言葉が聞こえる無理やりな吹き替えなど、どこかで見たようなシーンが続出し、もう笑うしかない。こういう映画を見ても怒らないで「またや!」などと笑えるようになったというのは、たぶん人間ができてきたという証拠だろう。女がいちいち「おしゃれサングラス」をかけていたり、変な水着女が踊るバーが出てきたりする元の映画の描写がキッチュで、別の意味で面白かった。なぜか一人であごに乗せた棒の上で皿を回す練習をしているニンジャ(ご丁寧に鉢巻に「忍 NINJA 者」と書いてある)、輪っかを武器にして戦うのはいいんだが自分でその輪っかに縛られるような格好で丸くなって刺し殺されるニンジャなど、間抜けなシーンが続出する。とりあえずげらげら笑ったので元は取れたかな。 |