(16)ニンジャウォーリアーズ

“NINJA WARRIORS”/“ニンジャ・ウォリアーズ”1985年 USA:Silver Star Film

監督 John Lloyd
ストーリー Ken Watanabe
撮影 Bob Aaron
音楽 Pat Wales

出演
Ron Marchini
Romano Kristoff
Paul Vance
Ken Watanabe
Mike Cohen
Nick Nicholson
Mike Monty

(武田)
 シークレットファイルの盗難にニンジャが絡んで来る正統派系ニンジャ映画。っつーか、あらゆるニンジャ映画の基本ストーリーはこの映画だけで押さえられる。

 ニンジャ映画基本法則。ひとつ、どんな事件も「これはニンジャの仕業に違いない」。ひとつ、その後必ず「ニンジャというのは日本の・・」という説明。ひとつ、友達にニンジャの事に詳しい奴がいる。それでそいつがニンジャ。

署長の机の上に、毎度お馴染みレーガン大統領の写真。

 ニンジャの衣装は敵味方共に黒。敵のみ赤の般若面付き。隠形の印を結ぶなど“比較的”日本忍者っぽい(写真は違う印)。日系人が参加してるせいだろうか。また武器が“比較的”珍しい。槍、卍鎖、鎖斧など。ちなみに主人公はすんげぇ長い大小を背中に担いでる。あんな長い剣をどうやってぬくんだろう。見ていると、剣を抜いたりしまったりするシーンはひとつもなし。かっこいいからいいけど。主人公はカラテ系で剣はほとんど使わない。

(不死川)
 ニンジャ目撃者の酔っぱらいのおやじがいい味だった。どうしてこう友達にニンジャがいるという奴が多いのか?ケンワタナベの正体は何なのだろう。ハラキリシーンが印象的だった。○

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