伊賀遠征記

不死川魔沙王(2002.5.15)

 「イガ・アシハラ。コードネーム・アシュウ!」(「地獄のニンジャ軍団 クノイチ部隊」より)

 全国のニンジャ映画ファンの皆様こんにちは。ニンジャ映画のホームページを立ち上げている以上伊賀に行かないわけにはいかないと前々から思っていましたが、この度ようやく念願かなって行くことができました。以下は、その時のレポートです。

1.忍者屋敷への道

 2002年4月29日、難波遠征の時も一緒だった「Tさん」とともに、JR大阪駅を8時45分に出発。関西本線で伊賀上野に向かう。加茂駅でディーゼルカーに乗り換え、JR伊賀上野駅には10時45分頃到着。大阪から2時間ぐらい、思ったより近いです。

 着いてみたら向かいのホームにいきなり異常な外観の電車が止まっていて驚きました。チベットの寺に目玉が描いてあるのを思い出させます。松本零次デザインなんだそうです。確かにまつ毛がメーテルです。写真ではぼやけていますが、くノ一の横になぜかミーくんの顔が3つ並んでいます。ミーくんと忍者に何の関係があるのかはわかりません。


 JR伊賀上野駅の出口で武田と合流。わざわざ戸隠忍者村で買ってきた「NINJA」Tシャツを着てくるという気合の入れようです。観光案内にしたがって、城の見える方向に歩いていきました。地図だとすぐ近くのように書いてあるのに、いつまでたってもつきません。人も全然歩いてません。なんか思っていたのと違うなあなどと思いながら歩きつづけました。昔大学受験で東京に行ったとき、すぐ近くだと思った東京タワーが歩いても歩いても遠くにあったのを思い出しました。

 途中橋を渡ったのですが、欄干にはやっぱり忍者が。関係ないのですが渡っている最中、足の長い蜂みたいな虫の大群に襲われました。

 昔の小学校が博物館になっているのがあって、見学しようかと思って近づいていくと中に暇そうな老人がいて、我々を見て立ち上がるのが見えました。入口まで来たところで入場料がいることがわかったので入らないで引き返したので、あの老人は立ち上がり損になってしまいました。おそらくあの施設にはあの日誰一人入らなかっただろうと思われます。


 近所に公正な選挙を呼びかけるポスターがあったので、とりあえず写真をとっておきました。

 1時間ばかり歩いてようやく市街地に着きました。ここで気がついたのだが、市街地に行くにはさっきの忍者電車に乗ればすぐだったのでした。まあ、忍者マンホールとか、途中いろいろ面白いものも見れたしよしとしましょう。


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