甲賀遠征記

文章:武田 スキャン協力:Tさん


「まるのすけ」(右端のキャラクター)

 1.入り口まで
 2.忍者道具の数々
 3.最近できた忍者村とか
 4.ハリソンフォードと志茂田景樹
 5.忍者写真館・私の人形はよい人形
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入り口まで

 JR甲南駅に降り立つ。同行者はFとY。

 前回伊賀を訪れる際に通りすぎた駅だ。戸隠、伊賀、ときて今日甲賀を極めれば忍者を極めたも同然。ニンジャ映画を見る基礎はこれで固まったようなもんだ。


(左)本当に何にもない(右)公民館で「パラダイス」のはりぼてを発見。やはりここもパラダイスなのか?

 さっそく、駅前の店でレンタサイクルを調達、だべりながら忍術屋敷を目指す。これが人っこ一人いねえんだ。流石だ。伊賀が忍者を前面に押し出しているのに比べ、そんな標識も何にも無い。10分も走って第一村人発見のころ、忍者屋敷用のだだっ広い駐車場を発見。ただし車は一台も停まっていない。とりあえず、自転車を置いてそれらしき方向にほてほて歩き出す。まず目に入ってきたのはぼろい家。そして定番の顔出し。


(左)サスケ/信長も食べたへしこ(右)定番の顔出し

 普通ならまず忍者屋敷に入ってくもんだが、悲しい習性で「顔出しがあったら必ずやらなければならない」のでとりあえず写真を撮る。おそらく実際にこれで写真を取ったって人はニンジャ映画好きと同じ位に少ないであろうことは想像に難くない。

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